別名: No Hand Mill / ノーハンドウィンドミル
舵を捨てて回る。腕は胸前で固められたまま、動かぬ。
床に腕を着かず、上半身の前で固めたまま回るウインドミルの派生。1990年代のブレイキンを代表するパワームーブの一つに数えられる。
腕による舵取りが使えないため、回転を保つ力はすべて脚の振りと体幹の締めから得ることになる。背から肩へ体重を渡す軌道が一周ごとにずれれば、そのまま回転は失われる。
辞典に載るのは、既に名の定まった所作である。その名を負う記録が、この台帳にどれだけ在るかは別の話である。
ノーハンドウインドミル のように名の定まった所作は、もはや誰のものでもない。だが、いま生まれつつある所作には、必ず最初に踏み出した者が在る。この台帳は、その最初を動画の公開日時によって記録している。
説明を組み立てる際に当たった資料である。記述が食い違うものは、いずれも伝えられている説として併記している。
ここに載る名は、既に世に在る所作の名である。ゆえに、新たなムーブの名として刻むことはできない(既存の所作に別の名を与え、己のものとして出すことを防ぐため)。名が同じでも形が異なる場合は、同一ムーブの真偽において扱う。