別名: Head Spin
頭頂の一点で、体のすべてを支えて回る。
頭を床に着けて体を逆さに立て、そのまま回る所作。もとは三点倒立から一度押して回り切る形であり、回し続ける形は後年に確立された。
軸は首ではなく、頭頂から腰へ抜ける一本の線にある。線が傾けば体は倒れ、線が立っていれば速さに関わらず回り続ける。脚を抱える形、まっすぐ伸ばす形、手で床を叩いて勢いを足す形がある。
回し続ける形は1970年代後半に Kid Freeze が組み上げたとされる。
帽子を被って回る形は、頭部の負担を減らす工夫として広く行われている。
辞典に載るのは、既に名の定まった所作である。その名を負う記録が、この台帳にどれだけ在るかは別の話である。
ヘッドスピン のように名の定まった所作は、もはや誰のものでもない。だが、いま生まれつつある所作には、必ず最初に踏み出した者が在る。この台帳は、その最初を動画の公開日時によって記録している。
説明を組み立てる際に当たった資料である。記述が食い違うものは、いずれも伝えられている説として併記している。
ここに載る名は、既に世に在る所作の名である。ゆえに、新たなムーブの名として刻むことはできない(既存の所作に別の名を与え、己のものとして出すことを防ぐため)。名が同じでも形が異なる場合は、同一ムーブの真偽において扱う。